しんちゃん大寒です。

  

菌「はなびらたけ」のチカラで世の中の皆様を元気にする!

きのこ職人、きのこやしんちゃんです。

1/20に大寒を迎え、1年で一番寒さの厳しい時期となっています。

それでも今年は比較的暖かく、昨年の冬に比べるとかなり過ごし易く感じます。

ハナビラタケはご存知の通り夏のキノコでありまして、冬は暖房が必要です。

ここ2~3年冬の時期、ハナビラタケの栽培に苦労しています。

中々思うように成育せず、収量もかなり苦戦しています。

12年間栽培していますが、冬期間は収量が落ちるもののこれだけ苦労しているのもこの2~3年なのです。

はなびらたけは乾燥に弱く、少しでも原基形成期に乾くと順調に育ってきません。

冬期間は空気も乾燥しますし、暖房機の乾燥も成育に影響を及ぼします。

今も毎日、ハナビラタケを眺めては芽出しが順調に進んでいるか?

袋の中が乾きすぎていないか?

気をつけています。

昨年、加湿器を更新したり、熱交換器を更新したりして芽出しの改善が見られますが、

今年は品種を変えたことで又少し適応の仕方が違うようです。

まだ、試行錯誤を繰り返しているところですが、

最近ではプラス、愛情を持って栽培することを心掛けています。

通販での注文も徐々に増えておりリピーター様もついてきました。

もっともっと生産して、お届けできるよう、精魂込めて育ててゆきます。

 -育成日記, , |from しんちゃん

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